0570はかけ放題でも有料。15分660円になったナビダイヤルの通話料
情報確認日:2026年10月21日
「お問い合わせは0570から始まる番号へ」。聞きたいことが一つだけでも、つながるまで待って、説明して、確認を待つと10分以上になることがあります。
2026年10月1日から、携帯電話でナビダイヤルへかける料金は30秒22円。課金対象の通話が10分なら440円、15分なら660円です。携帯電話のかけ放題に入っていても、この料金が別にかかる点にも注意が必要です。
この記事では新旧の料金を計算済みの表で示し、次に問い合わせるときに余計な電話代をかけにくくする方法まで整理します。
15分で660円。値上がり幅は「2倍」ではない
NTTドコモビジネスの発表によると、携帯電話発の料金は20秒11円から30秒22円に変更されました。11円が22円になった部分だけを見ると2倍ですが、課金の単位も変わっています。同じ3分間で比べると99円から132円、約33%の上昇です。
課金対象の通話時間 | 9月30日まで | 10月1日から |
|---|---|---|
3分 | 99円 | 132円 |
5分 | 165円 | 220円 |
10分 | 330円 | 440円 |
15分 | 495円 | 660円 |
※税込。各課金単位にちょうど収まる長さで計算した比較です。実際は課金単位に応じて請求されます。発信操作から切るまでの時間が、必ずすべて課金対象になるという表ではありません。
かけ放題を付け足しても、この電話代は消えない
国税庁の年末調整ヘルプデスクでも、携帯電話からは定額制プランとは別にナビダイヤル通話料が発生すると明記されています。0570への電話が多かった月だけを見て、通話定額を増やすのは解決にならない場合があります。
請求が増えたときは、通信プランの基本料と、ナビダイヤル等の対象外通話を分けて考える必要があります。スマホ代の内訳の見方は、スマホ料金を見直す5つの確認ポイントで整理しています。
問い合わせ前に、公式ページの「別の連絡方法」を見る
毎回電話を諦める必要はありません。支払い、住所変更、配送日時変更などは、公式アプリや会員ページで完結する場合があります。個別の事情を説明したい相談なら、電話のほうが早いこともあります。
用件 | 先に見る場所 |
|---|---|
登録情報・配送・支払い方法を変えたい | 公式アプリや会員ページの手続き欄 |
一般的な利用方法を知りたい | 公式FAQ・チャット |
事情を説明して相談したい | 公式問い合わせページの電話番号と受付時間 |
0570が利用できない回線を使っている | 「IP電話などから」「ナビダイヤルが使えない場合」の案内 |
別番号があっても、海外専用など利用対象を限定している場合があります。安そうだからという理由だけで用途の違う番号へかけず、公式の案内に従ってください。検索結果に出た非公式の番号へ安易に個人情報を伝えないことも大切です。
固定電話なら、同じ660円ではない
今回の改定対象は携帯電話からの発信です。国税庁の同じ窓口では、固定電話から3分9.35円と案内されています。携帯電話発とは大きな差がありますが、これをすべての窓口・発信方法にそのまま当てはめず、利用先の料金案内を見てください。
短い問い合わせのために新しく固定電話を契約する必要はありません。すでに自宅や勤務先で使える電話がある場合に、利用条件に沿って比較する話です。
次の問い合わせでは、電話番号の横を一度見る
かける前に、公式問い合わせページで「0570以外の連絡方法」があるかを一度確認してください。チャットやオンライン手続きで済めば、電話代だけでなく待ち時間も減らせます。電話が必要なら、用件と手元の情報をそろえてからかけると会話を進めやすくなります。
暮らし診断のスマホ代見直し診断は、個別の0570通話履歴や窓口ごとの課金を精算するものではありません。今回の表はナビダイヤルの公表単価から算出した比較です。
一次情報
- NTTドコモビジネス:ナビダイヤル通話料の改定について(2026年2月10日発表、10月1日改定)
- 国税庁:年末調整ヘルプデスクの料金・定額対象外の案内